南阿蘇村避難所でノロ集団感染か 25人が下痢などの症状

 熊本県南阿蘇村は23日、被災した住民が避難している南阿蘇中学校で、これまでに25人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、ノロウイルスに集団感染した疑いがあると明らかにした。

 14人が病院に搬送され、うち1人からウイルスを検出。ほかに症状を訴えている人は、避難所の一角や車の中などで、住民と接触しないようにしている。24時間態勢で衛生指導する保健師も配置した。

 南阿蘇村在住で医療コーディネーターを務める松本久医師は記者会見し「断水の影響で、バケツにくんであった水で手洗いする時期があった」と衛生上の問題点を指摘。避難住民に向け「手洗いなどの感染予防に注意してほしい」と呼び掛けた。

 村によると、中学校の体育館には23日現在、約400人が避難。21日ごろから高齢者や子どもを中心に症状を訴えるケースが相次いだ。

 90歳の母親らと体育館に避難している男性(64)は「心配だが、母親と一緒だと簡単に避難所は移れない」と困惑した表情。無職女性(80)は「衛生面の対策を徹底してほしい」と話した。

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