「被災者のため」支援に汗 全国からボランティア

 「できるだけ早く駆け付けたかった」。熊本市にボランティアセンターが設置されて最初の週末となった23日、全国から来たボランティアが避難所に出向き救援物資の仕分けなどに汗を流した。

 熊本市では午前中に登録を済ませた約千人が活動に参加した。同市東区の小学校には昼ごろ、10人が到着。2グループに分かれた後、既に自発的に支援に取り組んでいた地元住民と協力し合い、約3時間、作業をした。

 避難所となっている体育館では、壇上に支援物資が入った段ボール箱などが山積み。中に入っていたカップ麺やおむつ、ウエットティッシュなどをより分けたり、避難者に配ったりしていた。

 阪神大震災の際にもボランティア活動をした会社員佐々木正彦さん(53)は、自宅のある福岡市を同日早朝出発し、電車で熊本入りした。「困っていることや不満に丁寧に耳を傾けたい」

 浜松市から車で一晩かけて駆け付けた浜松医科大4年の河西怜さん(22)は「人手が必要だと思って準備してきた。しばらく熊本に残って手伝うつもり」と話した。

 近くの別の小学校で活動した鹿児島市の山下隆弥さん(23)は「何かしなくてはと思った。自分の家に帰れることが一番だと思うが、被災者の負担が少しでも軽くなれば」と語った。避難所に詰めていた熊本市の男性職員(39)は「人手が足りなかったので助かった」と感謝していた。

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