熊本にボランティア2千人 受け入れ態勢の整備急ぐ

 熊本地震で多くの避難者が出ている熊本県では24日、県内や全国からボランティア2千人超が駆け付け、救援物資の仕分けや搬送に汗を流した。5月の大型連休に合わせて志願者はさらに増える見込みで、被災地は受け入れ態勢の整備を急ぐ。

 県社会福祉協議会によると、24日は熊本市や益城町など8市町村がボランティアセンターを通じて、ボランティアを受け入れた。自宅の片付け支援を必要とする被災住民が多いとみられるが、避難所や車で寝泊まりしており、正確な希望者数はつかめていないという。

 協議会の担当者は「現在は避難所での活動が中心だが、個人住宅でも支援できるよう被災者のニーズ把握に努めたい」と話した。

 全壊など家屋損害が5400棟に上った益城町では、23日を上回る約600人が活動。町保健福祉センターで女の子に絵本の読み聞かせをした同県菊池市の小学校教諭増田紀子さん(30)は「うちもすごく揺れたけれど、ここに比べたらまだ被害は少ない。何かしたいと思って来た」と語った。週末にボランティアをし、平日は仕事に戻る予定だ。

 熊本市東区出身で東京都に住む会社員吉田享平さん(26)は22日から4日間の休みを取り、益城町の避難所で仮設トイレの掃除などを手伝った。「これからどんな支援ができるか、東京に戻ってからも見ていきたい」と話した。

 8市町村で最も多い約900人を受け入れた熊本市の大西一史市長は、24日の記者会見で「大型連休以降も人手が足りなくなるかもしれない。息の長い支援をお願いしたい」と述べ、継続的な活動に期待感を示した。

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