熊本地震で岩盤のずれ発見 山口大現地調査

 山口大と日本地質学会は26日、熊本県を中心とする地震の震源となった布田川断層帯を調査した結果、地下の断層が地表に現れる「断層露頭」とみられる岩盤のずれが見つかったと発表した。過去に地震が起こった頻度などを解明する手掛かりになる。

 22~24日、山口大の大橋聖和講師(構造地質学)らが現地を調査したところ、熊本県益城町上陳、同県西原村の河原と小森の計3地点で断層露頭を発見した。

 大橋講師によると、岩盤のずれは益城町で縦・横方向ともに最大で計約10メートル。熊本地震の規模から推測する地面のずれ(横方向に約1メートル)を大きく上回ることから、過去にも同じ震源域で何度も地震が起こったと考えられるという。

 大橋講師は「引き続き布田川断層帯の動きを研究し、防災につなげたい」と話した。

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