九州新幹線が13日ぶり全線開通 28日に山陽と乗り入れ

 JR九州は27日午後、熊本地震を受け運転を見合わせていた熊本(熊本市)―新水俣(熊本県水俣市)で営業運転を再開、九州新幹線を13日ぶりに全線開通させた。28日に山陽新幹線との相互乗り入れも再開させる。九州を縦断する約256キロの交通の大動脈が復旧し、被災地の再建や観光の回復を後押しすることが期待される。

 JR九州はこの日午前から熊本―新水俣で試験列車を走らせ、安全を確認。午後2時半すぎ、鹿児島中央駅(鹿児島市)行きの列車が博多駅(福岡市)を出発した。

 27日の営業運転は通常より本数を減らし、博多―鹿児島中央を結ぶ列車で上下線計15本。各駅停車のみで、防音壁が落下した熊本―新八代(熊本県八代市)などで徐行運転したため、博多―鹿児島中央は通常より約30分程度長い約2時間20分かかった。

 28日以降は山陽新幹線との乗り入れを再開するほか、平日は通常の約9割の上下計114本を運転する。今後、余震などの状況を見ながらダイヤを通常に戻すか判断する。

 九州新幹線は14日の「前震」により回送列車が脱線するなどして全線が不通に。20日に新水俣―鹿児島中央、23日に博多―熊本が順次再開したが、熊本―新水俣の約74キロは不通が続いていた。

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