大分県由布市で震度5強 ガラス割れ駅舎封鎖

 29日午後3時9分ごろ、大分県由布市で震度5強の地震があった。天井ガラスが割れたJR由布院駅が封鎖されたが、他に目立った被害は確認されていない。温泉地で知られる同市は熊本地震の「本震」で震度6弱を観測、多くの建物に被害が出て観光業も打撃を受けた。この日午前には安倍晋三首相が市内に入り被災状況を視察していた。

 気象庁によると、震源地は大分県中部で、震源の深さは約7キロ。地震の規模はマグニチュード(M)4・5と推定される。

 県などによると、由布市の由布院駅では、駅舎天井のガラス(縦約3メートル、横約10メートル)の一部が割れ、破片が飛び散った。けが人はなく、駅舎を封鎖した。市内ではこのほか、水道管の破損も確認された。

 由布市湯布院町の旅館の男性従業員(63)は「揺れはひどかったが、被害はなかった。お客さんはびっくりしていたが、冷静に行動していた」と落ち着いた様子で話した。別の旅館で働く女性(51)は「大型連休に入って温泉街が活気づくかと思ったのに…」と観光への影響を心配した。

 各地の震度は次の通り。

 震度5強=由布湯布院川上(大分)▽震度3=別府天間など(大分)▽震度2=阿蘇波野(熊本)別府(大分)など▽震度1=小国(熊本)、大分、玖珠(大分)、高千穂(宮崎)など

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