認知症、初の本人調査へ 見守り重視から転換

 厚生労働省は2016年度中にも認知症の人たちから初めての聞き取り調査を実施する。医療や介護、就労などの施策に反映させるのが狙いで、1、2月に実施した予備的調査の結果を踏まえ、具体的な時期や規模を決める。国の認知症施策は、家族による介護や地域での見守りなど「支える側」に重点が置かれてきたが、「本人重視」へと転換する。

 認知症は早期治療によって症状の進行を抑えることもできるが、当事者団体は「何も分からない、何もできないという偏見が残っている」と指摘。家族や介護者へのアンケートは多いのに、本人からの本格的な聞き取りは行われてこなかった。

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