「最終治療薬」の耐性菌検出 米で初、感染拡大を懸念

 【ワシントン共同】米疾病対策センター(CDC)は5月31日、ペンシルベニア州在住の海外渡航歴のない女性の尿検体から、多剤耐性菌に対抗する最終的な治療薬とされる抗生物質「コリスチン」が効かなくなる遺伝子を持つ大腸菌を検出したと発表した。同じタイプの耐性菌は昨年11月に中国で初めて人から見つかったが、米国内では初めて。

 コリスチンは、多剤耐性アシネトバクターなど既存の薬で効果が見込めない感染症を治療する際、医師が頼りにする「最後のとりで」とも言われる。他の細菌に耐性が広がる恐れもあるとして、CDCは女性と接触した人の調査など拡大防止に乗り出した。

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