敗血症を改善する物質特定 治療法開発に期待、岡山大

 細菌やウイルスなどの感染症により全身の炎症や多臓器不全が起きる「敗血症」を改善させる血中のタンパク質をマウスで特定したと、岡山大の西堀正洋教授(薬理学)のチームが17日明らかにした。効果的な治療法の開発が期待できるとしており、成果は国際科学誌電子版に掲載された。

 このタンパク質は、肝臓から血中に分泌される血漿タンパク質の一種「HRG」。HRGが少なくなると、肺や臓器の血管内に血の塊(血栓)ができて、呼吸不全や多臓器不全を引き起こすことが分かった。

 西堀教授は「HRGを投与する治療法が考えられ、抗生物質との併用も可能だろう」と話した。

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