参院選、4野党が共闘の意義訴え 与党協力、複数区で過熱

 参院選は28日、中盤戦に入り、与野党幹部による論戦が過熱してきた。安倍晋三首相(自民党総裁)は埼玉選挙区に入り、激戦が伝えられる改選複数区で、選挙協力する公明党の候補を前日に続き支援。民進、共産、社民、生活の野党4党は盛岡市でそろい踏みし、共闘の意義を訴えた。

 首相はさいたま市での街頭演説で、オバマ米大統領の被爆地広島訪問に触れ「公明党が進めてきた『核兵器のない世界』に向け、大きな力になったことは間違いない」と強調した。菅義偉官房長官は横浜市で演説し「民進、共産両党対自民、公明両党政権との戦いだ」と呼び掛けた。

 公明党の山口那津男代表は新潟県長岡市で自民党候補を応援した。街頭演説で「野党統一候補には参院選後の政治に責任を持とうという姿勢が見えず、選挙互助会にすぎない」と批判した。

 民進党の岡田克也代表も長岡市で演説し「巨大与党に立ち向かい、安倍政権の暴走を止めるために大同団結した。必ず勝とう」と強調。無所属で立候補した生活の党出身の野党統一候補への支援を求めた。

 盛岡市では、民進党の安住淳国対委員長と共産党の志位和夫委員長、社民党の又市征治幹事長、生活の党の小沢一郎共同代表が一緒に並んだ。志位氏は「首相の下で憲法改悪を許さないと固く結束している」、小沢氏は「野党で勝利し安倍内閣を退陣に追い込む」と支持を呼び掛けた。

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