党首舌戦、最後の日曜 10日の投開票へ詰めの局面

 参院選前、最後の日曜日を迎えた3日、与野党党首は全国各地の街頭に立ち、舌戦を展開した。安倍晋三首相(自民党総裁)は「景気が良くなったと言ってもらえる日本をつくる」と決意を表明。民進党の岡田克也代表は格差社会に言及し「こんな世の中を変えよう」と呼び掛けた。10日の投開票へ詰めの局面に入り、幅広い層の有権者に支持を訴えた。

 首相は千葉市などで、経済政策「アベノミクス」について「この道を力強く前に進んでいく」と声を張り上げた。同時に「野党は口を開けば批判ばかりだ。(民進党の前身である)民主党政権時代は行き過ぎた円高に無策で、成長戦略もなかった」とこき下ろした。

 岡田氏は青森市で、非正規労働者の割合が40%を超えた調査結果を引き合いに「自民党政治がそうした。法律の改悪が続いた」と指摘。その上で「若者、子どもは将来の日本の宝だ。しっかりとした政策を実行する」と若者政策を重視する姿勢を強調した。

 公明党の山口那津男代表は埼玉県ふじみ野市で「小さな声を聴く力がある。皆さんの悩む声を形にする」などと述べ、返済不要の給付型奨学金創設への尽力を約束した。

 共産党の志位和夫委員長は京都市で「大企業やお金持ちなどの税逃れをただせば、消費税に頼らなくても財政再建できる。税金の使い方もチェンジする」と提案した。

 おおさか維新の会の松井一郎代表は大阪市で「徹底した改革でお金を生み出し、それを個人消費に回せば経済が活性化する。税金の使い方を見直したい」と主張した。

 社民党の吉田忠智党首は長崎市の集会で、憲法の理念や条文を生かす「活憲」を提唱した。

 生活の党の小沢一郎共同代表は東京・JR渋谷駅周辺を比例代表候補らと共に練り歩いた。

 日本のこころを大切にする党の中山恭子代表は東京都内で、自主憲法制定の必要性を説いた。

 新党改革の荒井広幸代表は東京都内で、自衛隊海外派遣時の国会関与を強化したと訴えた。

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