心不全発症、一端を解明 根本治療開発に期待

 心臓のポンプ機能が低下して体に十分な血液を送り出せなくなる心不全は、老化したり、高血圧でストレスを受けたりした心筋細胞から過剰に分泌されるタンパク質が原因の一つであることを熊本大などの研究グループが解明した。英科学誌電子版に28日発表した。分泌は遺伝子治療で抑えられるとみており、3~5年以内の臨床試験開始を目指している。

 高齢社会の到来で心不全患者は世界的に増えているが、重度の患者は治療後の経過が悪い。グループの尾池雄一・熊本大大学院教授は「これまで投薬などの対症療法が主だったが、根本的な治療法の開発につながる」と期待している。

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