iPSでサルの心臓回復 信州大、心筋細胞を移植

 サルの人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った心臓の細胞を、心筋梗塞のサルに移植し、心臓の働きを回復させることに成功したと信州大などのチームが10日付の英科学誌ネイチャーに発表した。人に近い霊長類のサル同士で、iPS細胞により心臓の機能を再生させたのは初めて。人の再生医療への応用に向け大きな一歩になりそうだ。

 心臓病の人への応用は大阪大や慶応大などで計画が進んでいる。信州大の柴祐司・准教授は「拒絶反応やがん化、副作用の問題を解決しなければならないが(信州大も)他のチームと連携し、数年以内の臨床応用を目指したい」と述べた。

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