医療事故の届け出388件 制度開始1年、想定下回る

 患者の予期せぬ死亡を対象とした医療事故調査制度で、第三者機関の日本医療安全調査機構は11日、9月に医療機関から「院内調査」が必要として届け出があった事案は前月比7件減の32件だったと発表した。制度は昨年10月に始まり、この1年間の累計は388件。厚生労働省は当初千~2千件と見込んでいたが、想定を大きく下回った。

 制度を巡っては、患者が死亡した際、届け出が必要な事案に該当するかどうかについて判断にばらつきがあると指摘されている。医療現場では「調査は責任追及につながる」との懸念もあり、再発防止を目指す制度の趣旨が十分に浸透していない実態が浮き彫りになった。

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