天然記念物の岩壁崩落 竹田の火砕流堆積物 地震や大雨影響? 大分県

 大分県竹田市挟田にある国指定天然記念物の岩壁「竹田の阿蘇火砕流堆積物」の一部が、高さ約25メートル、幅約20メートルにわたって崩落しているのが見つかった。4月の熊本地震や、9月の大雨で地盤が緩んだことが影響したとみられる。

 市教委文化財課によると、岩壁は約30万年前~9万年前の地層が露出し、この間に4回大噴火した阿蘇山の火砕流の跡を観察できる。「九州の地形形成を知るうえで重要」として、2011年に国の天然記念物に指定された。

 同30日、住民が崩落に気付き通報した。岩壁は個人の所有地で、現在は立ち入り禁止になっている。最も近い市道まで50メートル以上離れ、通行に支障はない。市は立ち入りしないよう注意を呼び掛けるとともに、「危険除去と天然記念物を守る視点から、国や県と対応を協議したい」としている。

この記事は2016年10月05日付で、内容は当時のものです。

PR

社会 アクセスランキング

PR

注目のテーマ