「幻のCM」熊本に元気を JR九州 開通時に制作 再び脚光、放送望む声 熊本地震 九州新幹線再開

 「九州に新しい力が生まれています」-。2011年3月の九州新幹線全線開通時に制作されたJR九州のCMが熊本地震後、インターネット上で再び反響を呼んでいる。5年前、開通前日に起きた東日本大震災の影響でテレビ放送が中止された「幻のCM」。映像が残る動画投稿サイトには「九州は負けない」「またあの笑顔を見たい」など、熊本の被災地を励ます言葉が集まっている。

 動画は九州新幹線の全線開通を記念して企画。7色にラッピングした新幹線が鹿児島中央駅から博多駅へ北上し、沿線の人々が新幹線に手を振る様子を撮影。約1万人が参加した。

 完成した動画は、約3分のバージョンなどがある。東日本大震災の被災地への配慮から放映は自粛されたが、JR九州によると、当時ネットなどで映像を見た東北の被災者から「元気をもらった」などの声が同社に寄せられたという。

 映像には熊本県を通過する場面で、田園風景やタオルや旗を手に跳びはねたり大きく手を振ったりする大勢の姿が映る。映像のコメントでは、被災地へのエールとして「復興したらまた放送してほしい」という声も多い。

この記事は2016年04月28日付で、内容は当時のものです。

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