お花見 トンビにご用心 福岡・舞鶴公園 食べ物狙われ子どもけが

 桜の名所が花見客でにぎわう中、トンビが食べ物を狙って人に襲い掛かる被害が確認されている。28日には福岡市内の公園で、子どもがけがを負う事故があった。公園管理者の市は「トンビが上空にいるときは気をつけて」と呼び掛けている。

 市によると、中央区城内の舞鶴公園で28日午後に花見をしていたという人から「知人の子どもがトンビに襲われ、けがをした」と30日に通報があった。現場に居合わせた福岡県広川町の女性(30)は「最初は数羽だったが、食べ物を持つ人が増えると15羽ほどになり、低空飛行を始めた。1羽が2歳くらいの子の食べ物を奪おうとして、頬に軽いけがをさせたようだった」と話す。

 市は事故を受けて「トンビなどが手元の食べ物を狙って飛来することがあるのでご注意ください」と書いた張り紙を掲示。園内放送でも注意を促している。花見を楽しめる場所では、カラスが食べ物目当てで寄ってくるケースもあるようだ。

 福岡県久留米市の市鳥類センターでトンビを飼育している西坂繁男飼育員(32)は「トンビは空腹になると旋回しながら下降し、食べ物と認識したときに奪おうとする。猛禽(もうきん)類で爪も鋭く危険なので、トンビが下がってきたら食べるのをやめた方がよい」と話している。

この記事は2015年03月31日付で、内容は当時のものです。

PR

社会 アクセスランキング

PR

注目のテーマ