【デスク日記】「ポンツク ポースンナ」…

 「ポンツク ポースンナ」。ノーベル医学生理学賞に選ばれた大隅良典さん(71)が福岡市の中学校を卒業する前、寄せ書きにこんな言葉を残していた。…ん? どういう意味? 学校から卒業文集を見せてもらった記者が5日付本紙都市圏版で紹介した。

 記事は人々の関心をくすぐったらしい。翌日にはインターネットのさまざまなサイトやブログに転載され「ポンツク」と検索するとヒット多数。中には「卒業文集を無断で載せていいのか」という批判の書き込みもあったが…。

 大隅さんにはいたずら好きな一面もあるという。あの言葉も誰かが首をかしげるのを想像し、ほくそ笑みながら書き込んだのではあるまいか。そこに好奇心の価値を知る科学者の原点のようなものも感じるのだ。記事は「母校に来て後輩に意味を教えてほしい」という校長の言葉も添えている。ぜひ。生徒たちは目を輝かせて先輩の種明かしに聞き入るだろう。 (山本敦文)

この記事は2016年10月09日付で、内容は当時のものです。

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