精神指定医処分の効力停止認める 地域医療に支障と大阪地裁

 厚生労働省が10月、精神保健指定医の資格申請に不正があったとして医師89人の資格を取り消した処分を巡り、対象となった近畿地方の男性医師が国に対し、処分の効力を一時的に止めるよう大阪地裁に申し立て、認められていたことが27日、分かった。

 山田明裁判長は26日付の決定で「地域の精神科医療に相当の支障があり、公益に反する恐れがある」と判断した。

 男性医師は処分自体の取り消しも求めて提訴。27日に同地裁で開かれた第1回口頭弁論で、国側は請求棄却を求めた。

 訴状によると、男性医師は2011年、後輩医師が指定医資格を申請する際に必要な症例リポートに指導医として署名。

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