厚労省、がんゲノム医療を推進 個人に最適な治療法提示

 厚生労働省は27日、がん患者のゲノム(全遺伝情報)に基づき、一人一人の体質や症状に適した医療を施す「がんゲノム医療」を、国として推進する方針を発表した。来年夏までに実行計画を策定する。

 治療効果が優れた最先端の医療とされ、英国や米国は国家プロジェクトとして実用化を目指している。日本も取り組みを本格化させる。

 従来の治療法は肺や胃、大腸などの臓器別に施されているが、ゲノム医療はがん細胞で生じた遺伝子の変異を特定し、その変異に合った薬を投与する。膨大な遺伝情報の解析や薬の選択に人工知能(AI)も活用。臓器別の治療より効果的で、副作用も少ないと期待されている。

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