五木村バンジー休止 運営業者が人員不足 村は来春再開を期待 熊本県

 五木村は10日、建設中止状態となっている川辺川ダム計画で疲弊した地域再建の起爆剤として導入したバンジージャンプの営業を、10月中旬から休止していることを明らかにした。運営を委託した群馬県の業者が、スタッフの退職で人員を確保できなくなったのが理由。村のアウトドア観光の柱だけに、村側は早期再開を求めている。

 同村のバンジージャンプは、昨年7月に営業を開始。村中心部の高さ66メートルの橋から命綱1本で清流川辺川に身を投げるスリルと爽快感が、若者や家族連れを中心に人気を呼び、村内誘客をけん引してきた。4月の熊本地震後は利用客が一時低迷したが、徐々に持ち直し、営業開始からこれまでに計約4千人が利用した。

 村によると、バンジージャンプの実施には有資格者のスタッフが必要だが、退職により10月17日から休業を余儀なくされたという。ただ、業者側は人員を確保し、来年3月までには営業を再開する意向。村の一大イベント「五木の子守唄祭」がある今月12、13日と、来年1月の成人式後の「新成人バンジー」にはスタッフを派遣して営業する計画で、村も常設ジャンプ台や業者向けの事務所はそのままにしておくという。

 村担当者は「村観光の目玉。少しでも早く再開してもらいたい」と話した。

この記事は2016年11月11日付で、内容は当時のものです。

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