人気集める白イノシシ 飯塚・ピクニカ共和国 福岡県

 全身白い毛並みのイノシシが飯塚市八木山のふれあい動物園ピクニカ共和国で飼育され、人気を集めている。上野動物園(東京)の飼育相談員は「全身白色の個体は病弱で、野生では外的に狙われやすい。成体を見られるのは極めて珍しい」としている。

 ピクニカ共和国によると、白いイノシシはニホンイノシシの雌で、体長1メートル。推定3歳という。2年前、飯塚市内の山道で弱っているのを住民が見つけ捕獲した。その後、希望した別の住民が飼育してきたが、大きくなったためピクニカ共和国が9月に譲り受けた。

 飼育スタッフの江口宗太さん(21)によると、遺伝子欠損で黒の色素を作れない「アルビノ」という病気にかかったイノシシも体毛が白いが、目は赤いという。「このイノシシは目が黒い。イノシシはもともと、氷河期の保護色だった白の色素遺伝子を持っており、突然変異で現れたのではないか」と推測した。

 ピクニカ共和国は5、6日のイベントで、白いイノシシの名前を募集。10案が寄せられ、12日までに決定する。

この記事は2015年12月10日付で、内容は当時のものです。

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