1500匹の頂点は?高崎山でW選抜総選 大分市

 約1500匹の頂点に立つのは誰だ! 高崎山自然動物園(大分市)で、雄と雌の人気ザルを決める「ダブル選抜総選挙」が始まっている。雄は歴代のボスが「天国」から次々と立候補し、ベテランスタッフも票読みが困難な混戦ぶりだ。雌は、前回選挙で圧勝し、2連覇に向けて盤石の支持基盤を持つシャーロットに、新人勢がどう挑むかが注目される。投票締め切りは2017年1月22日午後5時。

 2回目となるダブル選には、雄、雌それぞれ16匹ずつの計32匹が立候補した。

 雄の候補中、生存するのはB群17代目のナンチュウ、C群10代目ゾロメ、同11代目のオオムギの3匹のみ。投票用紙には、既に死んだ名物ザルたちの顔写真が並ぶ。A群の初代ジュピター、知名度が抜群の「高崎山のキムタク」同15代目コーテツ、「隻腕のボス」B群11代目ドラゴン…。二つの群れで頂点に立った伝説ザル、ベンツもエントリーしている。

 彼らはなぜ、立候補を決めたのか。「高崎山の歴史に関心を持ってもらいたい」。スタッフの江川順子さん(41)は、そう代弁する。顔つきも野性味あふれる鋭い表情から平和な時代の穏やかなイケメンへと、時代とともに変わっている。「人気ナンバーワンは全く想像がつきません」

    ◇   ◇   

 雌の本命シャーロット。英国の王女と同じ名前が一騒動を起こしたが、前回選挙では投票数の半数近い2255票を獲得し、2位に1848票差をつけた。

 有力な対立候補とみられるのが、16年の「第一号赤ちゃん」で新人候補のリオだ。何とも愛らしい、くりっとした目は投票者の心を揺さぶりそうだ。グリーンの瞳が美しいアイドル、美形家系のオーブンの新人2候補も、台風の目になる可能性を秘めている。

 「それぞれ違うサルの個性に気付き、お気に入りを見つけて」と江川さん。投票は園内に備え付けの用紙のほか、ホームページでも受け付ける。投票者には抽選で計10人に年間パスポートを贈る。結果は17年1月25日午前10時、入園口前で発表する。同園=097(532)5010。

この記事は2016年12月27日付で、内容は当時のものです。

PR

社会 アクセスランキング

PR

注目のテーマ