脳死の心臓移植で患者の選定ミス 臓器ネット、計算に誤り

 日本臓器移植ネットワークは27日、昨年10月から今年1月にかけて実施した脳死での心臓移植で、本来移植を受けるはずだった優先度の高い患者ではなく、別の患者を選ぶミスが3件あったと発表した。長期間移植を待っていた患者2人が手術を受けられず、うち1人は2回の機会を逃していた。

 心臓移植で選定の誤りは初めて。移植ネットは患者の検索システムによる待機日数の計算違いが原因としているが、患者の生命に関わりかねないミス。門田守人理事長は「深くおわびしたい」と謝罪した。

 厚生労働省は、移植ネットにシステムの利用中止を指示、患者選定を複数の職員が手作業で実施するよう求めた。

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