福岡地検 2元警部補 在宅起訴 強制わいせつ罪 県警、他に5人処分

 福岡県警は2日、職場の飲み会で女性警察官にわいせつ行為をしたとして、強制わいせつ容疑で県警留置管理課の58歳と57歳の男性警部補2人を福岡地検に書類送検したと発表した。2人に加え、同課の警察官5人についても日常的にセクハラ行為やパワハラ行為があったなどとして、計7人を同日付で停職、減給などの懲戒処分や訓戒とした。

 2人の送検容疑は2015年9月18日、福岡市中央区の飲食店で、女性警察官の体を無理やり触るなどわいせつな行為をした疑い。県警の調べに「態度が気に食わずやってしまった」「盛り上がると思った」と容疑を認めている。2人は男性警察官に氷を口移しさせる宴会芸も強要しており、処分は58歳の警部補が停職3カ月、57歳の警部補が停職1カ月で、2人は2日付で依願退職した。

 県警監察官室によると、9月18日の飲み会には警察官16人が出席。巡査長(30)がわいせつ行為を手助けし、巡査部長(29)がスマートフォンで撮影した。この巡査長は減給10分の1(3カ月)、巡査部長は本部長訓戒の処分を受けた。

 このほか、同課では暴行などのパワハラ行為や、女性警察官に「ブス」と発言するなどのセクハラ言動が繰り返されていたという。

 同室は「指導教養を徹底し、再発防止と信頼回復に努める」とコメント。2人を逮捕しなかった理由を「罪証隠滅や逃亡の恐れがなかったため」と説明した。

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 福岡地検は2日、強制わいせつ罪で元県警警部補の於保重信(58)、枝尾光博(57)の両容疑者を在宅起訴した。県警は内部処分を理由に2人の氏名を公表していない。起訴を受け、退職金の停止手続きを取る。

この記事は2017年03月03日付で、内容は当時のものです。

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