オークション出品→2400円で落札 地震で落下の岩 爆破 熊本・御船町 住民管理の道開通 熊本地震

 熊本地震の影響で熊本県御船町水越地区の住民が管理する道路をふさいでいた巨岩が1日、爆破された。岩は昨年12月、住民がインターネットオークションに出品。県内の男性2人がボランティアで撤去しようと2400円で落札していた。岩の破片は月内に運び出す予定で、住民たちは「ようやく道が使えます」と喜んでいた。

 高さ3・2メートル、周囲12メートルある巨岩は昨年4月16日の本震で、山の斜面から崩落。行政による撤去が難しいことからオークションに出品、協力を呼び掛けた。

 落札したのは、いずれも同県菊池市の造園業古閑勇誠さん(39)と、義弟の建設業石渕公康さん(38)。古閑さんの依頼を受けた業者がダイナマイトで岩を爆破した。

 道が通れずに昨年は山のクリを収穫できなかった岩本増喜さん(84)は「ようやく胸のつかえが取れた」。古閑さんは「人助けができて良かった」と笑顔だった。爆破と撤去の費用約100万円は、古閑さんと石渕さんで折半するという。

この記事は2017年05月02日付で、内容は当時のものです。

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