身だしなみは清潔感と足元から

 猫の小町と申します。皆さんがお困りのことをたちまち解決していきます。第3水曜は、さまざまな場面のマナーについて「フィニッシングスクール インフィニ」(福岡市)副校長の三浦由加里さん(44)にお助けいただきます。

 先月はあなたの第一印象を左右する「あいさつ」についてお伝えしました。今月は、好感度をアップするために欠かせない「身だしなみ」についてお話します。

 身だしなみとは、単に服装のことを指すのではありません。どんなに場をわきまえたスーツを着こなしていても、寝癖のついた髪や体臭、歯や目の汚れ、香水の付けすぎなどがあっては、他人に不快感や不健康な印象を与えてしまいます。身だしなみは、あなたの個性だけでなく、生活態度や性格まで表してしまうとも言われています。他人に信頼してもらい人間関係を円滑にしたいのであれば、次のようなポイントを心掛けましょう。

 (1)他人から見られていることを意識する

 他人に与える自分の印象を、まずは自分自身で確認しましょう。残念ながら、私たちは自ら自分の全体像を見ることができません。そのため全身鏡で360度細部までチェックします。特にビジネスシーンでは、あなたの印象がそのまま会社の印象となる可能性もありますので、客観的に自分を見つめ直すことが必要です。できれば1日に3回以上、朝だけでなく昼や夕方にも鏡で身だしなみを確認する習慣をつけましょう。

 (2)清潔感が第一

 日本人は清潔感に重きを置く国民性です。実際に清潔であることはもちろん、見た目にも清潔な印象を与えることが重要です。頭から爪先まで気を配りましょう。

 ・体臭や口臭はありませんか。

 ・髪は毎日洗っていますか。これからの季節は汚れが臭いの原因にもなります。

 ・髪の毛先は小まめに切っていますか。伸び放題は不潔な印象です。1、2カ月に1回は切りましょう。

 ・爪は伸びていませんか。手先は思った以上に人の目に映るものです。

 ・メークは控えめですか。逆に化粧をしないのも身だしなみが整っているとは言えません。健康的なナチュラルメークがお勧めです。

 ・洋服は襟や袖口が汚れていませんか。裾がほつれたり、ボタンが外れかかったりしていませんか。

 (3)決め手は足元

 身だしなみの最大のポイントは足元です。さて皆さま、靴を磨いていますか。

 東京のある有名レストランでは、開店前に従業員が誰からともなく靴を磨き始めます。強制されたわけではなく、お客さまを迎える心構えとして自発的に毎日行うのだそうです。

 かかとがすり減ったり、ヒールに傷が入ったりしていませんか。靴の手入れが行き届いている人は、往々にして全体の身だしなみができているように思われます。

 服装と髪形を整えたら、あとは美しい姿勢と笑顔をプラスすれば、好感度はさらにアップしますよ。


※この記事は2017/05/17付の西日本新聞朝刊(生活面)に掲載されました。

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