入館者急増 職員も驚き 筑紫野市歴史博物館 昨年度過去最多 地道な情報発信実る? 福岡県

 筑紫野市歴史博物館「ふるさと館ちくしの」(二日市南1丁目)の2016年度の入館者が2万人を超え、過去最多となった。開館から20年近くが経過した時期に生まれた記録で、前年度比9割増。職員は「正直、理由が分からない」と首をかしげながら、さらなる魅力向上に努める構えだ。

 博物館は1998年11月の開館。入館者は初年度が4851人で以降は1万人弱だったが、2001年度は1万8806人に急増した。02年度の2万1583人がピークで以降は減少し、14、15年度は1万1千人台にまで落ち込んだ。

 ところが16年度は2万1919人で、前年度に比べて89%の増加。博物館によるとフェイスブックなど会員制交流サイト(SNS)での情報発信に努めたほか、近隣でのイベント開催時に参加者を呼び込んだり、企画展の準備を早めに手掛けてPRに努めたりなど地道な努力は続けたという。

 ただ、急増につながる明確な理由は謎のまま。昨年11月に市内の前畑遺跡で古代の土塁発見が発表され、全国的な話題になった。博物館に問い合わせはあったが関連展示はなく、影響は考えられないという。

 今月22日には春季企画展「武蔵寺と二日市温泉」が開幕。すでにエントランスロビーには関連企画として、古い温泉街のモノクロ写真をカラー化した作品を展示している。担当者は「いろんな手段でPRに努めたい」と話した。博物館=092(922)1911。

この記事は2017年04月19日付で、内容は当時のものです。

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