天草39.6度、九州最高タイ 各地で猛暑、日田は39.4度

39.6度を記録した熊本県天草市牛深町の牛深漁港で作業をする漁師。午後4時を過ぎても強い日差しが降り注いだ 拡大

39.6度を記録した熊本県天草市牛深町の牛深漁港で作業をする漁師。午後4時を過ぎても強い日差しが降り注いだ

 九州地方は20日、熊本県天草市牛深町で九州の観測史上最高気温(1994年7月、佐賀市)と並ぶ39・6度を観測するなど猛烈な暑さとなった。福岡管区気象台によると、大分県日田市でも39・4度を観測するなど14地点で観測史上最高を更新。同日の全国の気温トップ10のうち、上位9地点を九州が占めた。

 天草、日田市のほかに観測史上最高となったのは、熊本県菊池市38・6度▽長崎県大村市38・5度▽佐賀県嬉野市38・4度▽福岡県久留米市38・3度▽長崎県佐世保市38・0度▽福岡市37・9度-など。九州7県の計123観測地点で30度以上が120地点。35度以上は54地点に及んだ。

 福岡市は猛暑日の継続日数が15日連続、年間日数が28日となり観測史上最長、最多を更新した。

 日本気象協会九州支社(福岡市)によると、九州地方は梅雨明け後、高気圧が居座って高温が続いているのに加え、20日には沖縄の南海上にある台風12号の周囲から暖かい空気が流入。九州山地を越える際の「フェーン現象」も影響し、九州北部の広い範囲に乾燥した高温の風となって吹き下ろしたという。

 同支社は「九州周辺の海水温も30~31度と平年より2~3度も高い。こうした状況が複合的に作用して、記録的猛暑になった」と分析している。猛暑は週末ごろまで続く見込みという。

 熊本県天草市牛深町では、午後4時を過ぎても強烈な日差しが照り付けた。牛深漁港で作業をしていた漁師久保幸則さん(48)は「例年お盆を過ぎたら朝晩は涼しくなるが、今年は倒れるぐらい暑か」とうんざりしていた。

=2013/08/21付 西日本新聞朝刊=

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