藤沢周平さんの手帳公開へ 作家目指す決意をつづる

 文芸春秋は19日、小説「蝉しぐれ」などで知られる作家藤沢周平さん(1927~97年)が、デビュー前後に書いていた手帳やノートの内容を、21日発売の小説誌「オール読物」11月号で初公開すると発表した。作家を目指す決意や、亡き先妻への愛情など若き苦悩の日々がつづられている。

 手帳1冊とノート3冊の計4冊が約15年前に見つかった。長女でエッセイストの遠藤展子さんが生まれた63年から13年間にわたり書かれている。

 デビュー前の63年に「芥川賞はいらないが直木賞は欲しい。達者にならないで、初心な文章を書くように努力しよう」との志を明記している。

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