松浦市で総雨量407ミリ 九州、1日も大雨に警戒

民家敷地ののり面が幅20メートル、高さ3メートルにわたって崩壊した=31日午後1時半、佐賀県唐津市西大島町 拡大

民家敷地ののり面が幅20メートル、高さ3メートルにわたって崩壊した=31日午後1時半、佐賀県唐津市西大島町

 台風15号は31日未明、九州の西海上で温帯低気圧に変わったが、活発化した前線の影響で九州地方は、降り始めからの総雨量が400ミリを超える所も出た。福岡管区気象台によると、前線はいったん弱まり九州付近に停滞しているが、1日には再び活動を強めるため、局地的に雷を伴った激しい雨が降る恐れがあるとして、土砂災害への警戒を呼び掛けた。

 29日昼の降り始めから31日夕までの総雨量は、長崎県松浦市407・5ミリ▽福岡県太宰府市383ミリ▽長崎県平戸市351ミリ▽福岡県飯塚市316ミリ▽佐賀県唐津市264・5ミリ-など。鹿児島県薩摩川内市では1時間当たりの最大雨量が77ミリとなり、観測史上最多を更新した。

 大雨の影響で、佐賀県唐津市では民家敷地ののり面が幅20メートル、高さ3メートルにわたり崩壊。北九州市若松区でも住宅近くののり面が崩れ、敷地内に流れ込んだ。福岡県古賀市の食品工場では、機械の一部が浸水するなどの被害が出た。

 また、JR各線も福岡県内を中心に上下計173本が運休。九州自動車道の古賀インターチェンジ(IC)-筑紫野IC間と長崎自動車道の東脊振IC-多久IC、八木山バイパス全線が一時通行止めとなった。

 九州地方は1日にかけ、各地で断続的に雨が降る見通し。気象台は大分、熊本両県で31日夕から1日夕までの24時間雨量が多いところで120ミリ、1時間当たりの最大雨量は40ミリと予想している。

=2013/09/01付 西日本新聞朝刊=

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