九州は戦後最も暑い夏 8月平均気温、40地点で最高

 福岡管区気象台は2日、九州7県の117観測地点の8月の平均気温が46地点で8月の最高記録となり、うち40地点では月間平均気温の観測史上最高を更新した、と発表した。福岡市と鹿児島市は30・0度で、今年の全国最高となった。今夏(6~8月)の平均気温も九州北部が平年を1・3度、南部が1・0度それぞれ上回り、いずれも比較可能な統計が残る1946年以降最高。同気象台は「戦後最も暑い夏になった」としている。

 九州7県の県庁所在地の今夏の平均気温は、福岡、佐賀、長崎、大分、鹿児島の5市で観測史上最高。各地の最高気温も、8月20日に熊本県天草市牛深町で39・6度、大分県日田市で39・4度、福岡市で37・9度となるなど、同日を中心に相次いで観測史上最高を記録した。また、福岡市では7月25日に最低気温29・8度を観測、九州で最も高い最低気温となった。

 35度以上の猛暑日の総日数は、福岡市の30日、鹿児島市の28日、大分市の24日が観測史上最多。猛暑日の連続日数も福岡市が17日、大分市が16日、福岡県飯塚市が14日となるなど、観測史上最長を更新する観測地点が相次いだ。九州で最も総日数が多かったのは、大分県日田市の38日、連続日数も17日だった。

 気象台は今後の天気について「9月中旬まで残暑は続くが、前線が活発化しており、まとまった量の雨も降る。蒸し暑く感じる日が多いだろう」と予想している。

 また、専門家らでつくる気象庁の異常気象分析検討会は2日、広い範囲で猛暑となり、地域によって局地的な豪雨や極端な少雨になった今夏について「異常気象だった」と位置付けた。

=2013/09/03付 西日本新聞朝刊=

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