更紗に見る文化交流 九州国博 インド製など25点展示

九州国立博物館で始まったトピック展示「館蔵名品展更紗」 拡大

九州国立博物館で始まったトピック展示「館蔵名品展更紗」

 太宰府市の九州国立博物館で、木綿の模様染め「更紗(さらさ)」を集めたトピック展示「館蔵名品展 更紗」が3日始まった。インドやインドネシアで製作された更紗など25点を展示。10月14日まで。

 インド発祥の更紗は、木綿を複数の色で染め上げる技法。製品は古代ローマに伝わり、14~15世紀にはイスラム商人が交易品として東南アジアなどに運んだ。大航海時代以降はヨーロッパで更紗ブームが起き、日本には16世紀に伝わった。

 今回の展示は、同博物館が収集を続けてきた更紗を紹介。鮮やかな色や文様に、訪れた人が見入っていた。同博物館の原田あゆみ主任研究員は「更紗を通じた文化交流のうねりを感じてもらえればうれしい」と話す。

 月曜日休館(祝日は開館し翌火曜日が休館)。観覧料は、常設の文化交流展示を含め一般420円、大学生130円、高校生以下と70歳以上は無料。NTTハローダイヤル=050(5542)8600。


=2013/09/04付 西日本新聞朝刊=

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