千葉県立病院で0歳児死亡 MRSA検出、院内感染か
千葉県こども病院(千葉市)は1日、11月に心臓の手術を受けた0歳男児からメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)が検出され、その後に死亡したと発表した。他にも入院していた0歳児5人の感染が確認され、院内感染とみて調べている。
病院によると、死亡した男児は生後1カ月未満で、11月上旬に先天性の心疾患のために手術を受けた。その後、発熱がありMRSAを検出。低酸素血症などにより21日に死亡した。
他の5人にも心疾患などがあり、新生児集中治療室(NICU)などに入っていた。
病院は調査委員会を設けて感染経路や死亡との因果関係を調べる。