高校生、変面で初舞台 長崎ランタンフェスティバル開幕 活水高1年・藩さん

 28日開幕した「長崎ランタンフェスティバル」の名物の一つ、中国伝統芸能の「変面」ショーに、地元の女子高生が初めて登場した。長崎市宝栄町の活水高1年で華僑5世の藩彩華(ばんさやか)さん(16)。“国家機密”とされる技に加え、若者らしい最近のダンスの要素も盛り込んで披露し、多くの観客から拍手を受けた。

 九州で活動する変面師は数人しかおらず、藩さんは唯一の女性という。中学2年のときの同フェスティバル会場で変面ショーに、変面師の後ろで盛り上げる「旗持ち」として参加。「観客と一体となって盛り上がる変面を私もやりたい」と思うようになった。

 変面技術は門外不出。仕掛けを絶対に口外しないことを約束した上で、昨年4月に中国から指導者を呼び寄せ、みっちり学んだ。学校の課題や部活に追われる中、インターネットの映像も見て先輩変面師の技を吸収していった。最近では「中国の文化を継承し、日中の懸け橋になれれば」という思いも強くする。

 この日の初舞台では、パンダやキツネなど11の変面を披露。趣味というヒップホップダンスの要素も交え、伝統文化に自分のカラーを加えた。「緊張したけど、いつも通り頑張れました」と笑顔を見せた。藩さんは2月11日までの期間中、土日祝日などに登場する予定。

この記事は2017年01月28日付で、内容は当時のものです。

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