奈良の唐招提寺境内に窯跡 補修用の瓦焼く?

 奈良県立橿原考古学研究所は22日、唐招提寺御影堂(奈良市、重要文化財)の床下にある瓦の窯跡1基を再発掘し、主要な伽藍が建てられた奈良時代末から平安時代初め(8世紀後半~9世紀初め)に操業していたことが分かったと発表した。

 主要な建物の整備には大量の瓦が必要だが、境内でほかの窯跡は見つかっておらず、研究所は「1基では生産数が限られるので補修用の瓦を焼くのに使った可能性がある」としている。

 今回の調査で出土した土器の時期などから、金堂や東塔など主要な伽藍が建立された時期に使われていたことが判明した。窯の大きさは、たき口から焼成室までの全長は約4・2m。

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