国宝に三十三間堂観音像など5件 文化審議会が答申

 国の文化審議会は9日、三十三間堂(蓮華王院本堂、京都市)に並ぶ1001体の千手観音立像など5件の美術工芸品を国宝に、キトラ古墳(奈良県明日香村)の極彩色壁画など50件を重要文化財に指定するよう林芳正文部科学相に答申した。近く答申通り指定され、美術工芸品の重要文化財は1万735件(うち国宝890件)となる。

 三十三間堂の千手観音立像は124体が平安時代、876体が鎌倉時代、1体が室町時代に作られた。仏師運慶作とされる像も含まれ、平安末期の王朝文化の華やかさを伝える壮大な作品群として知られる。金箔の張り直しなど修復作業が昨年末に終了したのを機に国宝指定する。

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