家康の毛利宛て書状発見 東京・杉並区立郷土博物館

 東京都杉並区立郷土博物館は6日、1600年の「関ケ原の戦い」の前に、東軍総大将の徳川家康が、西軍総大将となる毛利輝元に送った礼状などの新出史料を確認したと発表した。時期は合戦の1年ほど前とみられ、同館の駒見敬祐学芸員は「生き残りを懸けた戦国大名の駆け引きの様子を知ることができる史料」と評価している。

 家康の礼状は「珍敷」贈り物を輝元から受け取り「祝着」と礼を述べている。調査した東大史料編纂所の堀川康史助教は「豊臣秀吉の後継者として家康が天下を手中にしつつあると目した輝元が、家康との関係を良好に保とうとしていたことを示している」と分析した。

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