景気拡大の先行き暗雲、日銀短観 原材料高、人件費上昇が重し

 日銀が2日発表した6月の企業短期経済観測調査(短観)は、原材料価格や人件費の上昇が重しとなり、大企業製造業の景況感が5年半ぶりに2期連続で悪化した。企業の設備投資計画は強気だが、米国を発端とする貿易摩擦への警戒感が強まれば、慎重姿勢に転じる可能性もあり、拡大を続けてきた国内景気の先行きに暗雲が広がってきた。2日の東京株式市場では、短観への失望感から日経平均株価の下げ幅が一時、500円を超えた。

 大企業製造業の景況感は、石油・石炭製品や自動車、電気機械で悪化が目立つ。原油や鋼材などが上昇傾向にあり、日銀は「利ざやが縮小しているとの声が聞こえる」と指摘する。

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