【証言】冷静な志願だったのか 当時19歳の兄が特攻で戦死

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松井 靖之さん(82)の証言

 兄の素美(もとみ)は、神風特攻隊が編成された1カ月半後の1944年12月、特攻で戦死した。19歳だった。

 旧制中学校を1年繰り上げて卒業した兄は42年、海軍飛行予科練習生(予科練)に志願した。そのとき温厚な父が、兄に手を上げるのを初めて見た。

 兄の幼なじみの女性から最近、届いた手紙には「帰ってこられなくなるからと随分引き留めたのに」「最後にくださった手紙に『僕の分まで幸せになってください。もう会えないけど、ずっと守っていますから』とありました」とあった。

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