米、ロシア情報当局者12人起訴 大統領選介入疑惑で大陪審
【ワシントン共同】2016年の米大統領選にロシアが介入した疑惑で、米連邦大陪審は13日、民主党候補クリントン氏の陣営のコンピューターをハッキングしたとして、選挙当時にロシア軍参謀本部情報総局(GRU)の当局者だった12人を起訴した。米司法省が発表した。
16日のトランプ大統領とプーチン大統領の首脳会談を控え、民主党などはロシアへの融和姿勢を続けるトランプ氏を改めて批判し、首脳会談中止を求める声が相次いでいる。
米紙によると、ロシア疑惑で既に訴追されているロシア人の中には元当局者とみられる人物もいるが、起訴状で被告がロシア当局者と示されたのは初めて。