東京円、一時110円台後半 投資家のリスク回避強まる
週明け23日午前の東京外国為替市場の円相場は円高が進み、一時、約2週間ぶりに1ドル=110円台後半を付けた。トランプ米大統領によるドル高けん制発言などを受け、投資家のリスク回避姿勢が強まった。
午前10時現在は、前週末比1円52銭円高ドル安の1ドル=110円92~93銭。ユーロは62銭円高ユーロ安の1ユーロ=130円27~29銭。
前週末の海外市場で、トランプ米大統領がドル高や利上げに対する懸念を示したことや、米中貿易摩擦に対する警戒感を背景に円を買ってドルを売る動きが広がり、東京市場にも波及した。