上半期経常黒字10・8兆円 2%増、旅行収支は最大

 財務省が8日発表した2018年上半期(1~6月)の国際収支速報は、海外とのモノやサービスなどの取引状況を示す経常収支の黒字額が前年同期比2・1%増の10兆8411億円だった。訪日観光客の増加が続き、旅行者が使ったお金の出入りを示す旅行収支の黒字が比較可能な1996年以降、暦年半期として過去最大を更新。企業が海外子会社から得た配当金も伸び、原油高の悪影響を補った。

 経常収支のうち、輸出から輸入を差し引いた貿易収支の黒字額は11・2%減の1兆8150億円だった。原油高により輸入の伸びが輸出を上回った。

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