はやぶさ2、小型ロボを放出 小惑星りゅうぐうに向け
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は21日、探査機はやぶさ2を小惑星りゅうぐうの上空55メートルまで大接近させ、地表に向け小型ロボット「ミネルバ2」を放出した。JAXAは着陸が成功したかどうかの確認作業を進めており、結果は22日以降に判明するとしている。
初代はやぶさは2005年11月、小惑星イトカワに向けて小型ロボット「ミネルバ」を放出したが、着陸に失敗し飛び去ってしまった。今回は13年ぶりの再挑戦となる。無事着陸すれば探査機本体に先駆けて、表面の撮影や、小さな重力の中での移動実験を行う。
ミネルバ2は3台のロボットからなり、今回は2台を放出した。