視覚障害者ら東京・高尾山を満喫 サポート受け、自然感じる
視覚障害者の登山を支援する各地の団体が集まり、山に登る「全国交流登山大会」が7日、東京都八王子市の高尾山(標高599メートル)で開かれた。汗ばむ陽気の中、時折爽やかな風が吹き、虫の鳴き声や鳥のさえずりも。障害者やサポーターは自然を感じながら山登りを満喫した。
大会はほぼ隔年で開催され、16回目。9団体の計195人が参加し、上級者から初心者まで楽しめるように3コースが用意された。
目の不自由な人は片手でつえを、もう一方の手でサポーターのリュックサックに結ばれたロープを持ち登山した。