名古屋ボストン美術館閉館 唯一の姉妹館、20年の歴史に幕

 米ボストン美術館の世界唯一の姉妹館である名古屋ボストン美術館(名古屋市中区)が8日閉館し、約20年の歴史に幕を下ろした。閉館式に参加した米ボストン美術館のマシュー・テイテルバウム館長は「名古屋のおかげでわれわれの貴重な収蔵品を日本に紹介することができた。20年間の国際協力に感謝したい」と話した。

 名古屋ボストン美術館は1999年に開館。独自の収蔵品を持たず、約50万点に上るコレクションの中から作品を借りる形で展示を行ってきた。当初は年間33万人の入場者を見込んだが、初年度以外の多くは十数万人にとどまった。慢性的な赤字が続き、閉館が決まった。

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