レゲエ音楽、無形文化遺産に ジャマイカ発祥、ユネスコが決定
【ポートルイス共同】モーリシャスで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)政府間委員会は29日、中米ジャマイカを代表する音楽「レゲエ」を無形文化遺産に登録することを決めた。
ユネスコ補助機関の事前審査では、内容の追加説明を求められており、見送りの可能性もあったが、この日の審査では各国から登録を支持する意見が相次いだ。
登録が決まると、ジャマイカの政府関係者がレゲエのリズムに合わせ、歌ったり踊ったりするパフォーマンスを披露、会場内は大きな拍手に包まれた。
レゲエは1960年代のジャマイカを発祥とする大衆音楽で、伝説的な歌手、故ボブ・マーリー氏らが知られる。