福島・富岡町の桜並木、光で再現 復興願い15万個
東京電力福島第1原発事故で町の一部が避難区域となっている福島県富岡町の桜の名所、夜の森の桜並木をイルミネーションで再現する催しが1日、多くの避難者がいる同県いわき市で始まった。来年1月14日まで。
夜の森の桜並木は全長約2・5キロ。かつては多くの見物客でにぎわったが、約2・2キロが放射線量が高い帰還困難区域内にあり、立ち入りができない。
JRいわき駅前のケヤキ並木に飾られた白やピンク色の発光ダイオード(LED)電球約15万個が午後6時に一斉に点灯すると、見物客から歓声が上がった。
いわき青年会議所などが2012年から実施し、今回が7回目。