セクハラ受け退職、異例の救済 大阪、元市職員を再採用

 同僚の男性職員からセクハラを受けて退職に追い込まれた大阪府内の女性元市職員に対し、市が試験なしで再採用することが20日、分かった。市の担当者は「セクハラ被害を泣き寝入りさせないための異例の救済措置」と話している。

 市によると、女性は今年9月、病気の治療を理由に依願退職した。その後女性の同僚男性のセクハラに関する匿名の通報が大阪府にあり、市が調査を始めた。女性は市に、同僚男性から手を握られるなどのしつこいセクハラ被害に遭っており、「辞めた本当の理由はセクハラだ」と明かした。

 男性は事実を認めた上で「セクハラとの認識はなかった」と話したという。