河原に大露天風呂登場、和歌山 田辺の川湯温泉
和歌山県田辺市本宮町の川湯温泉の河原で22日、川底から湧き出る温泉を使った大露天風呂「仙人風呂」がオープンした。8月の台風20号で温泉街は被害を受け、宿泊施設の休業が続いた。関係者は「復興のシンボルにしたい」と話した。
観光協会などが毎年開設し、冬の風物詩として観光客らに親しまれている。温泉街を流れる熊野川の支流・大塔川の河原にあり、73度の温泉を川の水で40度前後に調整した。無料。
今年は幅約28メートル、奥行き約12メートル、深さ約60センチで、例年の3分の2程度の大きさ。周辺の復旧工事が影響した。